
はじめまして、オカケンと申します。
私は現在32歳。新卒で公務員となり、31歳で民間企業の経理職へ転職しました。
「公務員から民間の経理なんて、20代半ばまでじゃないと無理」
「未経験で転職したら、年収も休みも激減して生活レベルが落ちる」
そんな風に思いませんか?
しかし、私は31歳・未経験・子持ち・適応障害による休職明けという、転職市場では決して有利とは言えない状況で、転職を成功させました。
【オカケンの転職実績】
- 年齢: 30歳で活動開始、31歳で入社
- 挫折: 簿記3級のみでスタート → 22社不採用
- 打開: 3ヶ月で簿記2級を取得し、転職活動へ再挑戦
- 結果: 4社から内定獲得(経理3社・経営企画1社)
- 条件: 前職の公務員と同等の年収維持・土日祝休み・残業少なめを実現
しかし、ここに至るまでの道のりは、決してスマートな成功談ではありません。
パートナーからの涙ながらの猛反対、仕事のストレスによる適応障害、そして転職活動で突きつけられた「お祈りメール」の山。
このブログは、そんな泥臭い私の「失敗」と「復活」の記録です。
そして何より、将来への不安を抱えながら、それでも現状を変えることが怖くて動けずにいた「過去の私」のようなあなたに、「正しい準備さえあれば、公務員からのキャリアチェンジは怖くない」と伝えるために書きました。
経歴
① 「このままでは、どこにも行けない人間になる」という恐怖
私が転職を意識し始めたのは、公務員生活にも慣れてきた26歳の頃でした。
公務員の仕事は確かに安定しています。リストラもなければ、給料も少しずつですが確実に上がっていきます。同世代の友人と比べても、生活に困ることはありませんでした。
しかし、その「安定」の中で、古いしきたりが残る環境で、特殊な業務をこなし、何重もの決裁や根回しに走り回る毎日。ふと、強烈な恐怖が襲ってきたのです。
「もし40歳、50歳になって、今の組織にいられなくなったら? その時、自分には何が残るんだろう?」
民間企業では誰も使っていないシステム、独特な用語、公務員でしか通用しない常識。
このままでは、今の状態から外に出た瞬間、「何もできないおじさん」になってしまうのではないか。
市場価値ゼロの人間になってしまうのではないか。
「今ならまだ間に合うかもしれない」という焦りと、「でも公務員を捨てるなんて勿体無い」という迷い。その板挟みで、私の心は少しずつ削られていきました。
② 妻の涙と、伝えきれなかった想い
結婚直後、私はその不安を妻に打ち明けました。
「公務員を辞めて、転職したいと思っている」
しかし、返ってきた言葉は私の予想を超えた拒絶でした。
「せっかく頑張って公務員になったのに、なぜ?」
「結婚してこれから安定した家庭を築くはずだったのに、なぜ今、そんなリスクを背負うの?」
今考えると、当然の反応です。
当時の私は、転職の軸も目的も定まっていませんでした。「どんな仕事をしたいか」よりも「今の不安から逃げたい」という気持ちが透けて見えていたのでしょう。
「今の仕事に飽きた」「新しい環境に行きたい」という好奇心だけで、家族の人生を巻き込もうとしているように見えたのだと思います。
妻は泣いていました。
人生を左右する決断なのに、自分自身とも、そして一番大切なパートナーとも、深く向き合えていなかった自分を、今でも深く反省しています。
③ 適応障害、休職、そしてどん底からの再起
思いが伝わらないまま3年が経過し、娘が生まれました。
育休の手厚さで「公務員のメリット」を再確認しましたが、復帰後、将来への不安は消えるどころか肥大化していきました。
そして、ついに限界が来ました。
仕事のプレッシャーと将来への葛藤が重なり、適応障害と診断され、休職することになったのです。
娘はまだ1歳。働けない夫、先行きの見えない生活。妻には本当に大きな心配と負担をかけてしまいました。
しかし、この「休職期間」が私の人生を変える転機となりました。
たっぷりとある時間の中で、私は徹底的に自分と向き合いました。
「自分は何がしたいのか?」「何ができるのか?」
そこで思い出したのが、過去になんとなく取得していた「簿記3級」の資格。
「経理なら、どの会社でも必要とされる共通言語だ」
「専門性を磨けば、会社の看板に頼らず、自分の腕一本で生きていける」
私は心身の回復と共に、「今の生活水準は絶対に落とさない。経理で転職に挑戦させてほしい」と妻へお願いし、転職活動をスタートしました。
④ 22社の書類選考落ちと、エージェントの一言
30歳、未経験。意気揚々と転職活動を始めましたが、現実は残酷でした。
マイナビエージェントやリクナビNEXT、あらゆるエージェントや転職サイトに登録し、応募できる経理の求人へ片っ端から応募しました。
しかし、結果は22社に応募して全滅でした。
18社は書類選考で落ち、運良く書類が通った4社についても、「年収が大幅ダウン」「残業の多い税理士事務所の補助」など、これから子供を育てていくには到底受け入れられない条件ばかり。
「やっぱり、30歳を過ぎた公務員で未経験職種の経理だと、どこも雇ってくれないのか…」
そんな時、転職エージェントMS-Japanの担当者から言われた言葉が、私を救いました。
「簿記2級がないと、企業はあなたに『最低限の知識がある』と判断できません。」
この一言で目が覚めました。悩んでいる暇があったら手を動かそう。
そこから3ヶ月間、私はクレアールの教材を使い、死に物狂いで勉強して日商簿記2級を取得しました。
⑤ 簿記2級取得後の変化
簿記2級を持って転職活動を再開すると、企業からの反応が変わり、書類選考を通過する企業が増えました。
さらに私は、ただがむしゃらに応募するだけでなく、「公務員の業務経験をどう翻訳して伝えれば、応募先の企業でちゃんと仕事ができるイメージをしてもらえるか」を研究し、「転職エージェントごとの特性を理解、徹底的に使い倒す」ことを心がけて転職活動を進めました。
その結果、4社から内定を獲得。
最終的に、「年収を下げない」「土日祝休み」「残業少なめ」という自分が守りたかった条件を満たす、経理職への切符を手にすることができました。
ミッション:このブログで提供する価値
私は31歳で公務員から未経験の経理へ転職し、実務経験を積んで1年が経った今、平穏な生活を取り戻しました。
しかし、過去の私と同じように、今もなお暗いトンネルの中で立ち尽くしている公務員の方は多いはずです。
- 「自分には民間企業で通用するスキルがない」と思い込み、身動きが取れない30歳前後の方
- 将来のことを考えて、転職で年収を下げるわけにはいかない方
- 「安定を捨てるな」と周囲に反対され、自分の気持ちに蓋をしている方
このブログは、そんなあなたを救うために書いています。
ここには、精神論ではなく、私が実体験で培った「公務員特化の転職ロードマップ」のすべてを公開します。
- 自己理解の「型」
- 公務員の特殊業務を棚卸しし、「民間でも通用する汎用スキル(事務処理能力・調整力)」に翻訳する方法を伝えます。
- エージェントを最大限活用するコツ
- エージェントは「営業マン」です。カモにされず、こちらの要望を通すための「使い倒し方」と、自分に合ったエージェントの選び方を解説します。
- 未経験転職のリアル
- 30歳前後の未経験職種でも「選ばれる人」になるための簿記資格取得と転職活動戦略を具体的に示します。
これらを活用して、「自分にも可能性がある」と自信を取り戻してください。
転職するもしないも、最後はあなたの自由です。このブログでは必ず転職を成功させて、ハッピーな人生をお約束することはできません。しかし、現状の「不安だから動けない」という状態から抜け出して大きな一歩を踏み出すためのヒントをお伝えすることはできます。
ビジョン:これからの目標
最後に、私のこれからの話をさせてください。
正直に言うと、私には「CFO(最高財務責任者)になりたい」とか「上場企業の部長になりたい」といった、キラキラしたキャリア目標はありません。
私の目標はもっとシンプルで、もっと切実なものです。
「大切な人たちと笑って過ごす時間を、1秒でも長くすること」
家族との穏やかな日常、友人と居酒屋で馬鹿話をして笑い合う時間、大好きな趣味に没頭する週末。
私たちが必死に働くのは、会社のためでも、名誉のためでもなく、こうした「自分自身の幸せな時間」を守り、増やすためではないでしょうか?
そのために、私は今も転職活動を続けています。
経理という専門職を軸に、より高いスキルを身につけ、より年収を上げ、そしてより短い労働時間で働ける場所へ。
変化の激しいこの社会で、ひとつの会社に依存せず、自分の足で立ち続けるために。
「仕事に人生を縛られず、自分の時間の主導権を自分で握る」
これが、私が働き、挑戦し続ける理由のすべてです。
仕事にとらわれない人生を送るために、仕事・キャリア・転職について考え、自分も実践し、発信しています。
もしあなたが、将来への漠然とした不安と、「自分らしい人生」の間で揺れているなら、ぜひこのブログを読んでみてください。
「公務員だから」と諦める必要はありません。
一緒に、理想の未来への一歩を踏み出しましょう。